鹿児島三日目は霧島連峰の最高峰韓国岳を登る予定でした。
登山口に近い霧島高原の旅の湯温泉に泊まり霧島温泉の究極を思う存分楽しみました。
翌朝起きてみるとなんと車がすっぽり雪に覆われていました。
思わぬ南国の大雪に、雪山登山ができると
大いにはしゃいだのもつかの間、車が登山口近くの
旧坂を登れず無念の断念。
前の三台の車がスピンして道端の溝に落ちてしまい、
救助を待つ羽目になり、後ろから来た車が長い列を
なす中、早い判断でゆっくりバックし、なんとか
にっちもさっちもいかない状況から逃れることが
できました。後ろ髪を引かれる思いで帰途に就きました。
14年前に登った韓国岳とその南に続く10年前に
登った天孫降臨の高千穂岳です。
今回の鹿児島旅のミソはこの二つの山でしたが、また家内にぜひこの山の山頂に立ってもらい
たかったですが残念ながら実現できませんでした。
11年前に家内と屋久島の宮之浦岳と縄文杉を一日で縦走したので、私は縄文杉を3回参拝しました。
ほかに九州の久住山、祖母山、阿蘇山など六つの100名山を踏破しましたのでもう悔いは
ありません。
コロナのおかげで、中国と世界の山に行けず、その分今年は北海道から九州までいろんな山を
楽しむことができました。
むかし、エベレスト挑戦のためひとすら山登りを続けましたが、このように家内とゆっくり
思い出の山を登るのも、一味違う幸せと楽しさがあり、ハッピータイムでした。
半人前の漢方、発酵職人・素人俳人・吟詠初心者 木元正均
清峰流の創始 吟道清峰流 (eonet.ne.jp)(私が所属している吟道清峰流猶興吟詠会HPです)