50歳過ぎると髪の毛が薄くなるのが気になります。
知り合いの男性の中にも薄毛で悩んでおられる方がいます。
「木元さん、薄毛に効く漢方がないですか」と冗談交えてよく聞かれます。
漢方では、髪は血の余りと考えます。
つまり、薄毛はの原因は血虚(血液不足)と瘀血(血液の流れの滞り)です。
ではその血虚と瘀血の原因はなんでしょう。
実は、それは個人個人の体質と関係が深いです。
特に男性はホルモンを司る腎がかかわっているのです。
薄毛、抜け毛の人の中には、体質的に肝腎陰虚のタイプの方が多くみられます。
そのような体質改善で薄毛、抜け毛は治ります。
現象は頭の髪の毛に現れますが、原因は体質にあることを忘れないでほしいです。