今日の写真は地元の山お旅山の今朝の日の出です。
山頂で朝の日に向かって手を合わしました。
今日も一日元気よく頑張ります。
昨日に引き続き、糖尿病の漢方養生についてご紹介します。
糖尿病の原因
糖尿病は昔は貴族がかかる貴族病だったそうです。贅沢な生活をしている人人がかかる病気だったのです。食べるのに困った貧しい生活をしている人はまず糖尿病に罹らないでしょう。現代でも糖尿病はアメリカ、日本、ヨーロッパをはじめとする先進国の国民病のひとつになっています。
人類が誕生して以来、食べ物を求めて飢餓と戦いながら進化してきました。今から50年、60年前までは日本でも食べ物が不足の時代でして、多くの人人は小食、質素な生活をしてきました。人間の長い進化の歴史からみるとほとんど飢餓の状態から生きてきました。ということは私たちの体の中には、いかに飢餓から生き延びる遺伝子がそびえているのです。
ここ最近50年、60年前から急激な経済発展と伴い豊かな生活を送るようになりました。人間生きる最大の欲、食欲が十分以上に満たされるようになりました。しかし、飢餓に耐えてきて進化した私たちの体の中には飽食を乗り越えるのに必要な遺伝子は備わっていなかったのです、悲劇はココから始まりました。また、今まで食べ物を求めて走り回ってきた人間が車、電化製品の恩恵を受けて便利になり、体を動かす機会が少なくなったことも社会的な背景にあるでしょう。
糖尿病はこのような飽食、贅沢な現代に生まれた生活習慣病なのです。