生まれて初めて歯磨きを20分しました。ストップウォッチを見ながら。今日のココトレ(友人の三鍋和美さんが主催する心のトレーニング教室)でメンバーの貝森さんが毎日歯磨きを20分すると聞いて驚きました。帰りに何で歯磨きを20分もするのですか、とお聞きしますと、だって、歯が抜けたら詩吟できないじゃないですか、との答えが返ってきまして、これまたびっくりです。なるほど、歳を取っても詩吟はできるように、今から歯の健康管理をしっかりしているのです。私も詩吟をしておりますが、そこまで考えたことがなかったな。
今までは歯磨きをそれほど真剣に考えたことはなかった。基本的朝晩食後にニ、三分程度自分なりにまじめに歯磨きをしてきたつもり。忙しいときは1分程度で済ましているときもある。いまのところ歯の状態に何も問題ない。でもこれから老いている中で確実に歯は抜けやすくなっていくに違いない。今日の参加メンバーの平田さんは毎日歯磨き+歯ぐきのマッサージをしているそうです。歯が抜けていくと認知症になるリスクが高いと言われるそうです。
健康な時には健康のありがたさを忘れる。歯も健康な時にはそのありがたさが分からない。健康なうちから健康管理をしっかりして病気を予防するように、歯も健康なうちにしっかり手当をすることが大事だな、と今日からしっかり歯磨きをスタート。20分歯磨きはさすが私には無理で、これから毎日一回は5分歯磨き+5分歯ぐきのマッサージ計10分の歯の健康管理をしていきたいと決意しました。
ココトレで新たな気づきをいただき、感謝の一日でした。
ちなみに、東洋医学では歯の健康は腎と深く関わっていると考えます。老いることは腎の働きが弱まる現象。だから、歯の健康を内部から支えるには、補腎の養生が不可欠です。