11月15日午後、「夢よ、ありがとう」というタイトルで、我が木元家親娘三人の講演会が姫路市花の北市民広場大ホールで開催されました。500人会場がほぼ埋め尽くされました。広島、東京、福岡、和歌山、滋賀、四国、大阪などご遠方からも多くの友人知人が応援に駆けつけてくれました。
トップバッターとして娘仁玉の講演:タイトルは「23歳で志した企業家の夢」。
親の仕事が忙しいせいで、一人ぼっちのさびしい幼少時代を送ったはずの娘、夢に向かって働く親を誰よりも尊敬していた。23歳の時に運命的な出来事をきっかけに親と同じ「企業家」への道を踏み出すことに。父と母の背中を追う若き女性企業家となた娘が同身大の夢を熱く語りました。
28年前生まれて2か月9日しか経っていない娘を中国に残して日本に留学したことが昨日のことのように、私の目の前に浮かんできて、胸がじんときました。
次に、母であり妻である私が講演:タイトルは、「夢で繋がる夫婦の絆」。...
19歳で父を病気で亡くし、母を漢方で助けたことが私を今の、漢方の道へ導きました。夫正均に出会って互いに夢を支えながらともに人生を歩んできました。
最後に、父であり夫である正均の講演:「エベレストにかけた夢」。
2011年5月20日、正均は世界最高峰のエベレスト、8848メートル頂上に立ち、天国に向かって「お母さん、生んでくれてありがとう」と叫びました。貧困、父の自殺、大学の退学など苦難の連続の中、女手ひとつで自分たち5人兄弟を育ててくれた母への親孝行、それが人生の目標、夢でした。が、母は天国に召されました。
正均の初の著書「天国に届け、お母さん生んでくれてありがとう」はそのような苦難、逆境のなかで築き上げた親子、兄弟の絆、夫婦のの絆を語りました。
私たち家族の体験、絆、夢が会場に足を運んでくださった方々に少しでもプラスになればと願っています。