人生と夫婦の歩み
先日家庭倫理の朝の集いで倫理研究所特別顧問の小畠先生の講話があり、大変面白く聞かせていただきました。
人生を80歳と考えると、3万日。はじめの1万日目は27歳まで。この時の人生は親、周りの人、社会にお世話になる人生。2万日目は54歳。この時の人生は自律して働き盛りの人生、社会貢献の人生になる。3万日目は82歳。定年退職して第三人生を生きる。この時は恩返しの人生、今までおせわになった親、周りの人々、社会への恩返し、ボランティアの人生でなければならない。
82歳以後は人に迷惑をかけないように生活の自立をめざして自分らしく生きること。
夫婦の話も面白かったです。20代の夫婦は愛に満ち溢れた時期、相手の欠点も美点として見える。30代は夫婦お互いの努力が必要な時。相手の欠点を大目に見ることで夫婦円満になる。40代は忍耐の時期。お互い気に入らないところを我慢して耐えること。50代の夫婦はお互いにあきらめる時期。いくら相手を変えようとしても相手は変わらないのであきらめるしかない。60代の夫婦はお互いに感謝、幸せを取り戻す時期。70代の夫婦はお互いに敬い、寄り添い、歩みあう時期。80代の夫婦は敬愛しあって、寄り添って最後のゴールに向かう。
自分の人生、夫婦のことも重なる部分もあり、とても考え深く聞かせていただきました。