今日午後Oさん(友人、60代男性)が血液検査結果を持って来られました。
私は朝からOさんのその血液検査の結果が気になって待ちどうしでした。
拝見するうちになんだが涙があふれ出ました!
「やった!」とOさんと抱き合いました!
一週間前にOさんの血液検査結果を見たときに、私はびっくりしました。
肝機能が異常に高い。本人は疲れ切った様子で、食欲もなく顔色も悪い。
肝機能 7月7日 7月10日 7月17日(本日)
AST 52 58 32(正常)
ALT 39 67 44(42未満がが正常)
γーGTP 750 960 499(47未満が正常)
ALP 495 754 381(369未満が正常)
7月7日から10日まで三日間で急激に肝機能が悪くなっている。病院からはすぐ入院を勧められたそうです。
でも本人は入院の準備もあるので入院は一週間後になったらしい。それで私のところに助けを求めて来られたのが7月10日
のです。
一刻を争う緊急時代。私ができること、出せるカードをすべてを出しました。
漢方サプリ、薬膳茶などを中心に漢方養生を指導。
精神的にも病気に負けないように、毎日お電話をして様子をうかがいました。
三日建ちますと食欲が戻りました。おしっこの量も増えました。夜よく寝るようになりました。体の疲れも
取れるようになり、電話での声にもハリが出てきました。これで自信がつきました。体が正常に戻りつつあることを
感じました。
それから一週間後の今日、血液検査の結果で入院するかどうかが決まる。もし入院となると大事になってしまいます。
あの数値では、肝機能の悪化はもちろん、黄疸、肝硬変、肝臓がんなどの疑いで取りかかると思いますので。
最悪の事態だけは避けたかった!心から祈りました!
願いは叶いました!
肝機能数値がぐんと下がってくれました。とくにγーGTP、ALPがビックりするほど下がりました。
泣きました!体が頑張ってくれたのです。自分のことのようにうれしいです!
実は、去年10月に、仲間を肝臓がん末期で亡くしたのです。私のところに相談に来た時にはすでに腹水が溜まって尿が
出ない状態でした。すぐ入院したのですが、病院ではモルヒネで痛み緩和治療をおこない、二か月で病院で亡くなったのです。
助けたかった。でも入院してしまうと何もできないのです。悔しかったです。
その悔しさを思うと今日はうれしい涙があふれ出ました。
よかった!Oさん、信用してくれてありがとう。やってくれてありがとう!
38年前に母がB型肝炎末期、余命三か月と診断された時のことを思い出しました。
母を助けるために必死でした。三か月で母は見事に末期肝炎から生還したのです。
あの時の喜び、感動は今も忘れられません。母は今年82歳、元気で生きています。