昨日、島根県出雲からFさん(60代男性)が友人の紹介ではるばる姫路まで来てくださいました。
Fさんは今年4月の健康診断で大腸がんと診断され治療を受けていましたが、最近の検査で多発的肝臓転移が見つかり、ステージ5の末期と余命を宣告されました。主治医からは延命のための抗がん剤治療を勧められましたが、ご本人と家族は抗がん剤治療は拒否して私の漢方養生を求めてはるばる車で四時間走ってこられたのです。
入ってこられるFさん、私の想像を裏切るくらい元気で、私のほうがびっくりしました。友人が運転してきたとはいえ、末期のがん患者が四時間もかけてここまでこられる体力があったこと自体、私は大丈夫と思いました。
約1時間をかけてがんになった経緯、今までの治療、生活環境などのお話を聞かせていただきました。そして約1時間をかけて、なぜあなたががんになったのか、どうすれば治るのかについてじっくりお話させていただきました。
本人の顔色がだんだんと明るくなり、まるですぐにも治るような自信が出てきているのが見えてきました。
帰るときは息子さんともども希望に溢れておられました。
これからFさんのがんに勝ちぬく体作りが始まります。
精一杯応援させていただきます。