「首元にできた米粒ほどのしこりが私の人生を変えた。
中喉頭がんⅣ期の宣告は私の心に初めて「生きたい!」という火をともした。
生い立ちを恨み、親を恨み、世間を恨んだ自分が、初めて取られた「自分で作った病気は、自分で治す」という責任。病を得て「心が病を作り、その心が病を治す」ことに気づかされた。・・・(春名信司著,「末期がんを乗り越え100歳まで生きる」より抜粋)
先週土曜日、10月18日、NPO法人WAHAHAの会主催のがん予防大学講座で、春名信司さんが講演されました。
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がんの宣告は春名さんが42歳、働き盛りで子供二人を抱えて、家を新築したばかりの出来事でした。
小さいごろ親の離婚再婚で、家族の温もりを感じることができず育った彼、今自分の子供も自分と同じ運命にさらされることになる。春名さんは、子供のためにも絶対生きなければならない!と決意されました
それから生きるための戦いがはじまりました。
玄米菜食、郭りん気功などに出会って、必死に生きてきました。
それから15年たちました。
がんは彼の体から消えました。体はがんになる以前よりも健康体になりました。
心も変わりました。不幸と思っていた自分の生い立ちもすべてを受け入れるようになりました。人間的に大きく成長されました。
私から見れば、春名さんはほどけさまのように見えます。人間的に尊敬する人格の持ち主です。
がんを乗り越えることは、結局こと、生き方を変えることだな、と思いました。
参加者みんな感動しました。感銘を受けました。
毎年がん予防大学講座で春名さんに講演をお願いしていますが、来年は帯津良一先生春名さんのコラボ講演をと姫路で企画しております。もっと多くの方々に春名さんの講演を聞いてほしいと思います。春名さんの貴重な体験のなかに、がんを治す秘訣があるのでは、と私は思っています。
— 春名 伸司さんと一緒です。