昨年11月9日、過去の学術・研究・教育にいささか貢献したとして、東京国立劇場にて「瑞宝中綬賞」を頂く光栄に浴しました。授賞された仲間と「皇居春秋の間」で天皇陛下のお言葉を頂き嬉しく思いました。妻とともに授賞式に参加しましたが、スカイツリーや修復された東京駅などに日本再生の息吹を感じました。新年のマルセイ主催の「こころの新年会」で参加者の皆様に「瑞宝中綬賞」をお祝い頂き、「腹八分目、長寿遺伝子ON」というタイトルで講演しました。「腹八分は医者いらず」は江戸時代に貝原益軒が唱えた健康長寿法で、現在はヒトで7種類の長寿遺伝子が解明され、アルツハイマーなど多くの医薬品が開発中です。私はこの領域に興味をもち鋭意調査しています。健康長寿には、正常に体内のミトコンドリアを稼働させる生活をすることです。日常生活で通常の7~8割程度にカロリー制限し(まさに腹八分目!)適度に運動することの大切さを講演会でお話しました。