今日Tさんから一枚のはがきが届きました。
8月27日10時間の大手術です。
実はTさんは急性大動脈解離の緊急手術を今年の1月にしましたが、
その時は救命優先で一番危ないところしか手術できなかったそうです。
今回は前回の緊急手術とは違い、大事に至らないように未然に防ぐための
手術ですが、それでも10時間に及ぶ大手術です。
Tさんは東日本大震災の時になんども被災地に足を運び、被災地の皆さんに
お茶を立ててあげたり、歌を歌ってあげたりしました。
Tさんは登山が好きで、毎年北アルプスの船窪山荘冬閉まりにボランティアで
参加しています。船窪山荘は山小屋ランキングで何度も1位に輝きましたが、
山のお父さんお母さんとよばれる松澤さんご夫妻が名物です。
こんなTさんとは埼玉県両神山でご縁をいただき、その後家族ぐるみの付き合いを
させていただいています。Tさんの推薦で家内と船窪山荘の松澤さんご夫妻にも
会ってきました。
そんなTさんが急性大動脈解離で緊急手術をしたときには信じられませんでした。
でもゆっくり考えると、Tさんは人生のいろんな試練を乗り越えてきました。
息もできないほど苦しい時が何度もありましたが、強くたくましく乗り越えて
きました。
同病相憐れむというか、Tさんの過去が私と重なるところが多々あり、お互いに
親しくなりました。
その時の辛さというかストレスというか我慢強さというかが、Tさんの急性大動脈解離を
引き起こしたのではと私は思います。
やっと自由になられてこれから人生を楽しもうじゃないかという時の大手術です。
今日Tさんに手紙を書きました。
はがきには、手術後2か月したら町をじゃんじゃん歩く自分の姿を描いていたので、
私から励ましの言葉は見つかりませんが、唯々両手を合わせてTさんの手術の大成功を
祈るのみです。Tさん、加油!頑張れ!