昨日は第5号台風で神戸市倫理法人会での講演が中止になるのではと
気になっていましたが、姫路も神戸も大きな被害がなく予定通り、
神戸ポートピアホテルで講話させていただきました。
神戸市倫理法人会は3回目の講演になりますが、講演もさながら
懐かしい老朋友に会えるのも大きな楽しみです。
今回も短い時間ではありましたが神戸の3Mさんと楽しい一時を
過ごさせていただきました。
7年前に姫路城から大阪城までの100キロウォークに参加しましたが、
夜中の1時ごろ、60キロくらい歩いたでしょうか、芦屋のところを
歩いていたら、3Mさんの見事な連係プレイで道中応援に駆け付けて
くれました。
眠気と疲労が一遍にどこかへ消えてしまい、大いに励まされ、大いに
元気づけられたことを今も忘れることはありません。
その3Mさんともそれぞれ個性の持ち主で、今も大変お世話になっていますが、
今回はその中の村山順子さんに触れさせていただきたいと思います。
村山さんは49歳の時ご主人が脳梗塞で急に亡くなり、一時うつ状態にまで陥りますが、
ご主人が生前に残した10行の手紙に勇気づけられ、新しい出発を決めます。
52歳で会社を立ち上げ、「60歳の約束」を上梓し、今は会社は息子さんに任せて
「心を届ける手紙のセミナー」を全国レベルで開催しています。
明るくて情熱的で利他的で人の痛みがわかるその根底には、人生のどん底を彷徨った
人ならではの粋の心がうかがわれます。
神戸の3Mにかわいがられている自分がどれだけ幸せかをかみしめながら家路に就きました。