昨日11月入りしました。
例年ならとっくに散っているはずの金木犀が満開を迎え家中、庭中、街中に
甘い香りが漂っています。
めったに見ない金木犀と山茶花の競演に暫し足を止め季節の巡り合わせを
楽しませてもらいました。
お旅山にはまだ返り咲きのつつじが残っていたり。
カレンダーをあと2枚捲れば今年も過ぎ去ります。
光陰矢の如しといえども、あっという間の一年に、心身ともにだんだん老化していく
自分への嘆きと、日に日に成長していく孫への喜びと幸福感に一喜一憂の毎日…
紀元前のことになりますが、ローマ帝国では暦の月を名前を名人や皇帝の名前で命名したり
したそうです。
例えば、7月は古代ローマの政治家ジュリアス名前をとって「July」と命名し、8月は初代
皇帝の名前アウグストゥスから「August」と命名しました。
11月生まれの第2代皇帝ティベリウスにも皇帝の名前で11月を命名するようにと元老たちが
進言しましたが、こんな風にいったら10代目以降の皇帝はどうなるのかと言ってティベリウスは
聞き入れなかったそうです。
それでラテン語の9を表すnovemを英語化してovemberになったそうです。
ちなみに、古代ローマでは1年が10か月で1年の始まりは3月からだったそうです。