私は3人の姉と義兄を順番に日本へ招きました。
長義兄の金吉福は小さい頃左の眼を怪我し、視力が弱かったです。
それが老年性白内障が進むにつれて完全に見えなくなりました。
来日後、私はすぐ病院で精密検査を受けさせました。
医師は手術しても保証はできませんが、治る可能性はあると言いました。
私は妻と相談してすぐ手術を決め、入院手続きをしました。
中国語の通訳が必要でしたので、私は手術の一部始終をそばで見ました。
「神様仏様ぜひ義兄の視力を戻してください」私は全身全霊で祈りました。
三日後医師が義兄の目の包帯を外しました。
「見えた!はっきり見えるぞ!」と義兄が叫びました。姉が泣きました。
私と妻も泣きました。二人の看護婦さんも泣きました。
「よかったね」と医者が言いました。… …。
弘蓮姉は論文発表のため2回日本に来ました。
1回目は義兄同伴で来日しました。
その後長女金英花の博士号授与式に夫婦で来日しているので、
私たちが招待したのを合わせれば合計4回我が家に来ています。
つい最近の2013年12月次女の英蘭が息子を生んだので、
看護方々赤ちゃんを見に来日し、5回目に我が家に来ています。
熊本の黒川温泉など精一杯二人をもてなしました。
「昔私たちがした何十倍の姉孝行だね」義兄勇男が照れそうに言いました。
「昔いただいた愛情の何十分の一にも及びません』と妻が答えました。… …
弘淑姉と義兄万革を2回日本へ招きました。
二人とも雪がすきでしたので、スキーに連れて行ったり、立山の雪の大谷ウォークに案内しました。
釣りにはまってしまった義兄万革は熱中症で救急車の世話になるほどでした。
幸い大事には至らなかったですが、何回も入退院を繰り返しました。… …
私と弟は3人の姉と義兄のお蔭で大学に行けました。
恩返しにはなりませんが、「ありがとう」が言えてよかったです。