「酒は飲め飲め 飲むならば
日(ひ)の本(もと)一の この槍(やり)を
飲みとるほどに 飲むなら ば
これぞまことの 黒田武士」
黒田24騎の一人母里太兵衛が大杯のお酒を豪快に飲み干し、
日本号の名槍を伏見の福島正則から飲み取ったシーンです。
奇しくもその母里太兵衛の生誕地が私が住んでいる妻鹿で、
姫路お城祭りで私は母里太兵衛の甲冑と槍をもって
歴史パレートに参加しました。
炎天下で獨協大学サッカー部の選手たちが甲冑の重さと
大量の汗で病院に運ばれるハプニングもありましたが、
母里太兵衛の顔に泥を塗ってはいけまいと勢いよく槍を
挙げたりしました。
灘のけんか祭りに来られた皆さんに黒田官兵衛と妻鹿城の話や、
黒田節と母里太兵衛の話をし、ついでにけんか祭り旅御所のお旅山を
紹介しました。
皆さんは私のエベレスト講演を聞いているのでうなずきながら
お旅山を見上げていました。
143mのお旅山から8848mのエベレストですかと感心する
皆さんの表情に、私自身感無量でした。(写真家内とお旅山山頂にて)