今朝の神戸新聞に雪彦山お父さん事植田さんの記事が紙面広く載ってました。
優しくて明るい植田さんは、土日祝日はほとんど皆勤で雪彦山に登りながら
登山道を整備したり、道に迷わないようにペンキ印を付けたりします。
植田さんのもう一つのトレードマークが雪彦山バッジ売りの看板です。
一個500円するバッジが売れても売れなくても上機嫌で山頂で2,3時間滞在します。
これまでに2000回以上雪彦山に登っていますから、雪彦山愛好家以上雪彦山に
愛着心を持っています。
先日家内と雪彦山に登った時もいつものように周りの登山者にこの木元さんは
エベレストに登ってますよと紹介してくれました。
コロナ禍で去年と今年の雪彦山登山者はかなり減ったようですが、それでも
雪彦山の人気は上々で私たちが登った日も阪神方面から多くの登山者が訪れました。
雪彦山はいつ登ってもその威厳ある山容に敬服し、
またその険しくてバラエティーに富んだコースに
満足感を与えられます。
植田さんは若かりし頃は北アルプスの遠征に度々
出たそうですが、20年ほど前からは雪彦山に一筋
惚れ込んでしまいました。
私たちのような常連はもちろんのこと、初めての
登山者たちも植田さんの笑顔と優しい声掛けに
登山の疲れを忘れてほっとした安らぎを覚えます。
もうすぐ八十路にかかる植田さんがこれからも末永く雪彦山に登り、新旧の登山者に
笑顔を振りまくことを願ってやみません。