今日は高松市在住の鈴木さんご夫妻を訪ねました。
尋ねたというよりすっかりお世話になりました。
まずは香川名物の讃岐うどんを御馳走になり、
次は栗林公園を案内していただきました。
ずいぶん前から私が訪ねることを知っていただ奥様は
栗林公園名物の鯉の餌やりのために、パンくずをたくさん
貯めていました。
鈴木さんが先に餌やりの示範をしましたが、餌を水の中に投げるのではなく
空にまくのです。すると空には鳩が、水中には鯉が一斉に集まり、
それこそ壮観でした。私もすぐさま参戦しましたが、観光客に、特に
外国人観光客に大いに受けました。写真も沢山とられました。
栗林公園の目的は、公園内の掬月亭に陳列されているお琴を見るためでした。
お琴は鈴木さんの奥様が嫁入りでもってきたものですが、なかなかの宝物です。
お琴の縁のつなぎ目には象牙がはめ込まれ、四つの角には鼈甲がはめ込まれて
いました。「お琴に触らないでください」と注意書きがありましたが、
奥様が特別許可をもらって音を奏でました。それこそきれいな音色でした。
お琴をバッグに抹茶を呼ばれました。
奥様はお正月の掬月亭でのお琴演奏会にこのお琴で演奏されるそうです。
着物姿で優雅に演奏される奥様を想像しながら栗林公園を後にしました。