去る日曜日清峰流猶興吟詠会の春季発表会が稲美町文化の森で開催されました。
昇段試験は原則として秋季考査会で行われますので今回は発表がメインでした。
兵庫県連の詩吟大会を4月4日に控え、その予行演習として用意万端のつもりで
臨みましたが、結果は最後の一句の高い節が上がらないというとんでもない失敗
をしてしまいました。
いいえ、とんでもない失敗というのは失礼で、これが今の自分の実力の現状で
今後幾度となく鼻血を出したり恥をかいたりする覚悟で臨まなければならないと
心を新たにしました。
自分の弱いところは自分でよく知っているので、よく練習した弱いところはうま
くいきましたが、ここは大丈夫だろうと思いあまり練習してなかったところが
襤褸に出ました。
努力は裏切らないといわれるように、ふだん真面目にコツコツと練習を重ねて
きたみなさんはやはりその稽古成果を十分に発揮し、素晴らしいパフォーマン
スができたと感心しながら家路につきました。
今回大きくしくじったおかげで、益々詩吟の気合が入り、風呂場でも声を出す
自分に気づいては自分ながら感心している今時分です。