ゴールデンウイーク連休に蘇武岳に登りました。
蘇武岳は世界の冒険家植村直己が、また新田次郎の「孤高の人」のモデルとして
有名な日本の登山家加藤文太郎が愛した山です。
主に南側の大糠ルート、寺河内ルート、北側の万場ルートがありますがこれまで
3回登り、今回が4回目でこの3ルートを全部登っています。
4回登っていますが、ルートが異なると、またシーズンが異なると山の表情も異なり
ます。春は山が笑う、夏は山が滴る、秋は山が装う、そして冬は山が眠る、これを
体験するのが同じ山を春夏秋冬に登って感じる喜びと醍醐味です。
山頂からの360度展望は素晴らしいそのものでした。
北川には2週間前に登った三川山が、東側には昔登った来日岳、東床山、粟鹿山、
南側には妙見山、藤無山、南西側には氷ノ山、瀞川山、西側には扇ノ山など兵庫50名山が
眼下に収まり、感無量でした。
登山の後は湯村温泉で汗を流し、翌日は神鍋山で山菜採りをしました。
心身ともにすっかりリフレッシュできたゴールデンウイークでした。