昨年の三十日まではてんてこ舞いの毎日でしたが、
大みそかには夫婦で但馬の蘇武岳に登りました。
植村直己が愛した山で今シーズンの雪をしっかり踏ませていただきました。
大みそかの日の為か他に登山者はなく、貸切状態でした。
さすが1000m以上の山であって山頂は吹雪いたり晴れたりめまぐるしく
変化しました。雪の上で作るラーメンとコーヒーはたまらなくおいしかったです。
山を下りてからは湯村温泉に一直線。
三好温泉でお正月を迎え心身ともにすっかりリフレッシュしました。
三好温泉は義母、姉義兄たちと思い出深い温泉です。
町のど真ん中の北館から南館、本館の山腹森林露天ぶろまでの200m以上の廊下は
面白みがあり、雪を眺めながらの露天風呂はなかなかの風情です。
「忙里偸閑」という言葉がありますが、忙中閑を偸む/忙しい中で暇を見つけるのように
これからは夫婦で山に行ったり、旅行に行ったりする時間を作り、
少しでもエベレストでかけた心配の償いをしたいと思います。
蘇武岳の雪踏みしむる夫婦(めおと)かな⇒正均