去る3月27日大阪CS研究会の第128回例会で細川護煕元首相が「戦国を生き抜いた知恵」と題して講演されました。
講演に先立ち、主催者のカナオカ機材(株)金岡重雄会長から挨拶があり、
細川さんが進めている東北被災地支援事業「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」に金岡会長1000万円、
奥様の時子さんが100万円、(株)F.I.A古田社長100万円、カナオカ機材社員20万円の寄付金が細川さんに手渡されました。
60歳の還暦を機に政界を引退され「晴耕雨読」の生活をされながら
700年にわたって引き継がれてきた細川家の5万点以上に及ぶ古文書の整理に追われる日々を送っています。
サル追い出し作戦を例に、共存共栄が最善と示されました。
畑にサルが20匹も現れるようになり、エアガンと爆竹で対決しましたが、一向に効果がなく、
上野公園から虎の糞とオオカミの尿をもらってきたがだめでした。
結局、平和共存作戦に切り替え、サルの目を見ないようにして何もしないことにすると、不思議に出てこなくなったそうです。
なにか今の日中、日韓関係を暗示しているように思われました。
さすが読書家であって素晴らしい話題ばかりでした。後日もう一度講演内容を書いてみたいと思います。
帰りの電車で細川さんの新著「中国詩心を旅する」読ませていただいたが、感心感動の連続でした。
殿様の鳴かず飛ばずや春うらら⇒正均