昨日の朝からお旅山登山を再開しました。
朝でももう蒸し暑く山頂に着くと汗たっぷり。やっぱり山はいいねに限ります。
ホオジロが3か月ぶりのあいさつか近くいっても逃げずに声高くさえずってくれました。
昨日は旧暦で5月5日で正真正銘の端午の節句です。
中国ではよく粽を食べて平安無事を祈りますが、日本でも昔は旧暦で端午の節句を
祝い粽を食べたようです。
今NHKの大河ドラマで「麒麟がやってくる」を放映していますが、主人公明智光秀の
本能寺の変を書いた頼山陽の詩「本能寺」からも、旧暦で端午の節句を祝い、粽を
食べていたことが伺えます。
「本能寺 溝の深さ 幾尺なるぞ
吾れ大事を就すは 今夕に在り
茭粽手に在り 茭を併せて食ろう
四簷の梅雨 天墨の如し 」
明智光秀は1582年6月21日本能寺の変を興し織田信長を討ちましたが、梅雨の真中
茭粽=粽を食べたというから、今年のように閏歳だったか。
ちょうど今年の秋季昇段課題吟に「本能寺」が入っていたので、家内共々迷うことなく
「本能寺」を吟ずることにしました。強弱と高低の差が激しく、なかなか吟じにくい
ですが、「麒麟がやってくる」年にぴったりの詩歌で、気合とファイトが湧いてきます。