一葉落知天下秋/一葉落ちて天下の秋を知る
今日は秋立つ日、立秋です。
立秋とは名ばかりで、日本はこれからが夏本場ですね。
でも暦の上では立秋を過ぎたら、暑中お見舞い申し上げますではなく、残暑お見舞い
申し上げますに変わるので、納得いく行かず秋を迎えたことになります。
24節気は世界無形文化遺産に登録されていますが、もともとは2千年ももっと前中国の
黄河流域で始まりましたから、日本より緯度が高く、少なくとも日本より1節気15日くらい
は早いと思います。だからと言って、2千年前の中国の立秋の時期の季節のことは分か
りませんが、中国の西安とか洛陽とかで立秋に紅葉が始まるとは到底思えません。
と文句を言いながらも、自然は正直なもので、秋の七草の桔梗がお旅山ではちらほらと
咲き始め、お旅山に登る人々の目を楽しませてくれています。
7月中旬にお旅山の桔梗の魁の写真を掲載しましたが、今はあちらこちらで桔梗を
見かけることができ、紅葉の木もありますのでやはり秋を感じることができます。
改めて残暑お見舞い申し上げます。皆様くれぐれも熱中症にならないようにご自愛
くださいませ。
明日から長いお盆休みが始まりますが、マルセイは8月11日、12日出社です。