今年の流行語大賞には「神ってる」が選ばれました。
神がかりの活躍をした鈴木誠也選手も偉いですが、
その活躍を「神ってる」と評価した緒方監督も偉いし、
その神風を興した黒田投手も、新井選手も偉いと思います。
ちなみに、中国の今年の流行語トップテンが発表されましたが、
言葉自身は意味のない「藍痩香菇/ラン・ソ―・シャン・ク―」です。
動画サイトで中国地方の男性が失恋したビデオを公開したことから
流行語となりました。彼は中国語の地方の訛りが強いせいで
「难受想哭(ナン・ソー・シャン・クー)/辛くて泣きたい 」を言った
つもりが「蓝瘦香菇」(ラン・ソー・シャン・グー)と発音してしまいました。
この動画を見た中国のネットユーザーはかなりウケたあげく、
一気に流行語で拡散されたそうです。
多分彼のような境遇の男が多くて共感を持ったことと、恋だけでなく
辛くて泣きたい人が多く共鳴したことことではないでしょうか。
まさに今の日中関係は今年の中国の流行語がぴったりではないかと思われます。
先日久しぶりに日中文化の講演をさせていただきましたが、中には
「日本はロシアと手を組んで中国をやっつけたら?」という方もいました。
本当に泣きたい気持ちでした。
今の10年20年先ではなく50年100年先のことを考えてもらいたいと
思えて仕方がありません。
流行語とは関係なく、昨日は久しぶりに娘と一献傾けました。
フランス料理のフルコースの後、写真の田中シェフのお勧めで
イタリア製のハムに赤ワインを追加し、上機嫌で家に帰りました。