去る10月20日(日)清峰流吟道猶興会の秋季考査会がありました。
私と家内は3段の部で西郷隆盛の「獄中感あり」を吟じさせていただきましたが、
何とか4段に合格させていただきました。
合格といえば、ほっとするはずですが、それがそうはなりませんでした。
同じ3段同士でも、週に一回のけいこを踏んだ人は基礎がしっかりしているというか、
音程が正しくなめらかですが、月に一回のけいこもさぼったりする私はカラオケの
音痴のようにたどたどしく音程が飛んだりしがちです。
帰りの車の中で努力の足りなさを反省しました。
でも悪いことばかりではありません。普通最後の2行は力が尽きて迫力ある詩吟が
難しいですが、登山のおかげで肺気力を鍛え上げた私は最後まで気合を入れて吟ず
ることができます。
これからは自分の良さと足りないところをよく見極めながら、凡事徹底に徹したいと
思います。