今日明日は庭木の剪定の日です。
近くの金木犀が香り漂うと灘のけんか祭りです。
金木犀の香もいいですが、私は庭の銀木犀の香がもっと好きです。
香の強さでは金木犀に負けますが、銀木犀の上品で優雅な香りの
幸せの余韻には、知らず知らず陶酔されてしまいます。
天高く馬肥ゆる秋とありますが、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋ですね。
中国の唐の時代に韓愈という詩人がいましたが、彼は
「燈火稍可親/燈火稍く親しむ可く」という名句を残しています。
これは夜灯火の明かりを借りて本を読むべきという意味です。
私はこのごろ忙しさに託けてあまり本を読まなくなりました。
この時期には友人知人からいつもたくさん本が送られてきますが、
そのほとんどが積読状態です。先日志「ネットワーク兵庫大会」に
参加させて頂いて心を新たにしました。
いつになっても、何歳になっても読書は健全な生き方を保つ精神ビタミン剤
だと思います。