昨日も今朝もお旅山に登りましたが、ヘッドライトを使わなくても
月の灯で十分足元が確認できました。
昔エベレストトレーニングのため夜間登山を結構しましたが、たまには
月の明かりで輝く山並みを楽しみながら登山したことを思い出しました。
家内に、「少年にして勉強すれば太陽のごとく前途を照らし、壮年にして
勉強すれば月の明かりのように行く道を照らし、老年にして勉強すれば蝋燭のように
足元を照らしてくれる」と昔母が教えてくれたことを話しながらお旅山を登りました。
母の話は、昔春秋時代の晋平公が70になって勉強するのはもう遅いのではと師昿に
聞いたところ、師昿がなぜ蝋燭を点さないですかということに由来すると思います。
蝋燭の明かりは月の灯には、太陽の灯には遥かに及ばないけど暗闇の中でも転ばない
ように足元を照らしてくれるから、いくら年を取っていても勉強は遅くないとの理屈を
教えてくれました。