去る10月14日、15日は地元七村の「灘のけんか祭り」でした。
13日は前夜祭がありますが、私たちは近くの榎さんの豪華なふぐ鍋で
祭りの幕を開けます。
14日は宵宮ですが、私は30会(昭和30年生まれの同窓会)の集まりで、
祭りの気勢を上げます。
15日の本宮は、お客さんを松原神社に案内したり、桟敷で皆さんとわいわい
するのがしきたりになりました。
今年は地元の妻鹿が練り番でしたので、本番の練り合わせの先陣を切って
はなやかな三基の神輿合わせで観衆を喜ばせてくれました。
練り番の時は早朝4時ごろから心身を清めるため、みそぎの行事である
「潮かきの儀」を行いますが、7年前の練り番の時は市川の河口に入って
行いました。結構寒かったので大変だったのを今も覚えています。
今年は臨月に近い娘がどうしても桟敷で観戦したいというので、
お客様は呼ばず身内の8人全員が警護員になってなんとか無事に桟敷観戦を
終えることができました。
昔から娘は祭りが大好きでしたが、ここまで桟敷にこだわるとは、
気をいっぱい揉みながらも感心したものです。
祭りが無事に終わりやれやれですが、これで生まれてくる孫は正真正銘
お母さんのおなかの中の時から祭りに参加したことになります。
「一年間蓄財して祭りの二日間に散財する」
私たち親子三人は、すっかり灘七村の、特に妻鹿の皆さんの情熱、豪快、
奔放、親切の結晶である「けんか祭り」の虜になってしまいました。