会社の近くにある庄田天満神社の階段土手に彼岸花がにょきにょきと顔を出しました。
秋の足音は日増しに大きくなってきましたね。
天満神社は道真公ゆかりの神社で必ず牛の像を安置してあります。
牛を奉っている私は度々天満神社にお参りし手を合わせます。
今朝兵庫県倫理法人会モーニングセミナーがホテルクラウンヒルズ姫路で開催され、
倫理研究所丸山敏秋理事長が「夢果てしなく2021」と題して講話されました。
6年前に丸山理事長が姫路に来られた時、拙著「お母さん生んでくれてありがとう!」を
贈呈しましたら、東京に戻られてすぐ新著「おかあさん」を恵贈していただきました。
丸山理事長は冒頭倫理と姫路とのゆかりについて触れましたが、姫路の生んだ哲学者、倫理学者
和辻哲郎を紹介しました。
日本人の古代からの倫理観を「清明心」とまとめたのが和辻哲郎で、倫理研究所創始者の祖父
丸山敏夫が提唱された素直との関連性を説きました。
私は和辻哲郎の難しい理論はよくわかりませんが、中国で読んだ「人は一生涯のうち一人の
真の親友ができればその人は幸せである」という言葉に深い感銘を受け、また来日して間もなく
図らずも仁豊野の和辻哲郎の実家に巡り合い、暫し喜びと感動に耽りました。
「教養は培養である。それが有効であるためにはまず生活の大地に食い入ろうとする根が
なくてはならない。」いつまでも心に残る、また励ましてくれる和辻哲郎の名言です。
丸山理事長のおかげで人の原点ともいえる「清明心」に触れることができたことを本当に
ありがたく幸せに思う今朝のモーニングセミナ―でした。