昨日の富士山の写真も今日の富士山も岸本さんが自宅から撮った写真です。
自宅から毎日富士山が拝めるなんて贅沢ですね。
それが雲や霧で富士山が全く見えない、0点、少ししか見えない20点の日もあるとか。
今日ご紹介するのは昨日の「レディ・ゴディバ」に想うの著者岸本真知子さんのご主人様
岸本秀久さんの同じく消費税増税と関連あるエッセイです。
岸本秀久 2012/01/17
何度でも言おう。
思うに、財政建て直しは「消費税」によるべきではない。今日の国の借金は、納税者の行為から
生じたものではない、為政者たちの政策失敗によるものであり、その責任を国民納税者に
押しつけることは道理に合わない。
国会議員・地方の役人たちのすべてが、その責任を負うべきであろう。
消費税増税で社会保障費を補うなどとまやかしの議論を持ち込んでは絶対にならない。
戦後の農地解放のような、大改革が必要であろう。
例えば国会議員の人員半減とか二院制を廃止して一院制にする、年金の制度も、今の若年層と
熟年層が老齢者を支えるという構図から、自らが積み立てた年金保険料を限度とする仕組みに
変更するといった180度の転換が必須と考える。
国家予算における税収割合は、所得税三割、法人税三割、間接税三割その他諸税一割、
これを基本として、入りを量りて出ずるを制す、この原則を貫くべしと考える。終わり。
なかなか鋭い指摘ですね。今衆議院選挙が行われていますが、国の借金を、日本経済の
足踏みを、国民平均GDPが韓国に抜かれたことを、貧富の格差が大いに開いたことを、
自分たちの失政の所為だと思っている政治家は何人いるでしょうか。
国のための選挙のはずが議員バッジを守るための選挙になったり、党の大義より個人の
恩義損益を優先するリーダー選びを、国民はうんざりしているのではないでしょうか。