一昨日の6月8日西条市で講演させていただきました。
西条市は日本100名山で有名な石鎚山の伏流水がたくさん流れていて
ポンプではなく、先が尖って、穴をあけたパイプを打ち込めば水が湧き出るそうです。
昔は竹の管を打ち込んでも水が出たとか。
うちぬきという水場がいたるところにあり、西条駅のホームの中にも写真のように
名水が湧き出ていて、飲んでみたところ確かに柔らかくておいしかったです。
この豊富な水源を利用して地元の人は早場米を作っています。お盆の前と後の
収穫では新米の値段がかなり違ってくるとか。確かに他のところは田植えが終わった
ばかりですが、こちらの田んぼは畔のところまで稲が成長していて床の水が見えません。
昔干ばつで四国中が泣いていたときも、西条地区は水が絶えることがなかったそうです。
講演の後、前回別子鉱山を案内してくれた
日野さんご夫妻が西条市樽本神社にある
神風特高記念館を案内してくれました。
西条市出身の関行男中佐が爆弾を積んだ
飛行機で米軍艦に飛び込んだ第一号特攻
隊員だそうです。知覧特攻平和記念館には
行ったことがありますが、西条市出身の
関行男中佐が率いる5人の敷島神風特攻隊が第一号とのことは知りませんでした。
エベレスト講演のおかげで水の都西条市でも新しいご縁を多くいただき、四国中央市、
新居浜市2回に続いて4回も講演を聞きに足を運んでくれた方が何人もいました。
拙い話ですが、私の方が皆さんから勇気とパワーをいただいた西条の旅でした。