カササギは韓国の国鳥です。
だから韓ドラではよくカササギの鳴き声が聞こえてきます。
中国ではよい知らせと喜びを伝える鳥として喜鵲と書きます。
私の故郷にはカササギがたくさん生息していています。
長い尾を上下に動かしながら啼く姿は実に美しく、鳴き声も聞く人の気持ちを
爽やかにしてくれます。
日本ではあまり見かけませんが、天然年記念物に指定されており、
佐賀県の県鳥になっています。
今日の主人公は同じ同じ鵲類の赤嘴鵲です。
普段はおとなしい鳥ですが、一時間も激闘して蛇を殺しました。
最初は蛇の方が優勢で、勢いよく反撃していましたが、
時間がたつにつれてだんだん劣勢になり、頭を上げることもできず
逃げるばかりです。今だと言わんばかりに赤嘴鵲は直下降しながら
鋭い爪で引っ掻いたり、嘴で突っついたりして、ついに蛇を殺してしまいました。
蛇のおなかに膨らんでいるところがあり、解剖してみると赤嘴鵲の子供が呑み込まれていました。
子供の仇討に命がけで戦った赤嘴鵲の母性愛の物語でした。