今から1800年ほど前の中国の晋の時代の話ですが、
オリジナル古典は「杯弓蛇影/はいきゅうのだえい」です。
今の中国河南省一帯の知事楽広が友人を呼んで酒を飲んだところ
その友人が重い病気になってしまいました。わけを聞いて見たら
酒の杯の中に蛇が入っているのをそのまま飲んだのが祟ったとか。
そんなはずがと楽広が先般の酒飲みを再現してみたら、壁にかけてあった
弓が酒の杯に蛇のように映っていたので、それを友人に伝えたらたちまち
病気が治ったそうです。
面白い話ですね。
人生に迷いはつきものですが、疑いはよくないですね。
自分を信ずること、家族を信ずること、友達を信ずること、
これをどんなことがあっても、どんな場合でも貫けば
ぶれずに目標に向かうことができ、周りからも信頼される
人間になれるのではと思うようになりました。感謝。