去る7月23日「木村式自然栽培シンポジウム ~自然栽培 to 2020~」が
岡山県倉敷市民会館で盛大に開催されました。
トップバッターの木村秋則氏が「自然栽培 to 2020」と題して講演しました。
和食が世界無形遺産になり、日本製と言えば安心安全と思いがちだが、
それは大間違いだと言われ、びっくりしました。
わたしもそう思っているからです。
2020年の東京オリンピックに日本の食材は危ないから、ヨーロッパの
選手団は主食や野菜を自国から運んでくるそうです。まさかと思いましたが、
木村さんの話を聞いているうちになるほどと納得がいくようになりました。
農産物に含まれている硝酸態窒素含有量の安全基準がヨーロッパでは
3000ppm以下だそうですが、日本にはその制限基準がなく、16000ppmの
ものもまかり通っているそうです。
木村さんはなんとか2020年までには自然栽培の野菜やお米で、世界からの
オリンピック選手を迎えようじゃないかと呼びかけました。
一時前までは頭がおかしいとさんざん批判されていましたが、今はやっと市民権を
得るようになっってきたと来場の皆さんは私を踏み台に、農業革命意を、農業
ルネッサンスを興してくださいと最後を括りました。
続いて、カルビー(株)松尾雅彦元社長が強い農業自給圏⇒スマートテロワール推進の
話を、(株)パーソナルアシスタント佐伯康人代表が農福連携の話をしました。
その後鳥取県智頭町寺谷誠一郎町長、一般財団法人賢人塾田端俊久相談役を加えて、
トークセッションに入り、主催者の高橋啓一さんがコーディネーターを努めました。
おかげさまで、マルセイも高橋啓一さんと木村秋則さんにご縁をいただき、
今回の大会に合わせて木村式自然農法で栽培した玄米を原料に「奇跡の酵素玄米粉」を
商品化し、大会に提供しました。
6年前に(一社)愛善みずほ会が徳島県
鳴門市で主催した講演会で、木村秋則さんと
木元聖花が一緒に講師を務めたことも
ただの偶然ではなかったような気がして
なりません。
木村秋則さんは、ドイツで6000人の前で
熱弁を振ったり、中国の政界要人が木村さんを
中国に招待したり、もはや日本の木村秋則さんではなく、世界の木村秋則さんに
なりました。木村さんの農業理念を広めるうえで、少しでもかかわらせて頂くことを
光栄に、幸せに思います。