昨日の午後アメリカボストンに住んでいるクラスメートのLさんが
友人のZさんと一緒に大阪万博公園内にある国立民族博物館をみたいとの
ことでご一緒させてもらいました。
Zさんは京都大学での共同研究と論文発表に来ていますが、日本語ができないので、
Lさんが日本語通訳を担当したとか。
誠に残念でしたが、ちょうど私たちの「山の日」、お盆休みの張家界山行と重なって
珍客のLさんの来姫と関西圏の案内はできませんでした。
駆け足でシーボルトの特別展示会とアジア館を回り、近くの阪急ホテルエキスポで
夕食をとりました。
びっくり仰天したのはLさんが私のエベレスト登頂シーンを油絵で画いて持ってきて
くれたことです。うれしいやら、恐縮やら感無量でした。
4年間同じ教室で勉強しましたが、Lさんにこんな画才があるとは知らなかったし、
Lさんも私の本を読むまでは私があんな数奇的な運命の過去を知らずでした。
短い時間でしたが、昔の思い出話に花を咲かせながら本当に楽しい一時を過ごさせて
いただきました。
Lさんは20年前に姫路に来てくれ、
私がアメリカ一周の旅に出たときには
Lさんはボストンの町を案内してくれました。
中国ではクラスメートを同学と言いますが、
同じ教室、同じ寮、同じ食堂での生活が、
また、文化大革命など中国激動の時期を
体験した若者たちの同学の友情を、少し
渋いかもしれませんが、純情極まりないものにしたのではと思います。