昨日の3月13日姫路市倫理法人会モーニングセミナーで明石市長泉房穂さんの講話がありました。
49歳の若さですが、市長になるまでこんなに時間がかかるとはという泉市長の話の奥にはなんとなくその高い志が垣間見えました。
明石の代々の漁師の家庭に生まれ、貧しくて中学校しか行けなかった親がせめて高校まではという期待に応えるべく、
一生懸命に勉強して東大に受かりました。
優秀な成績で無償奨学金を獲得し、親のお金は一円も使わずして東大を卒業しました。
NHKと朝日テレビのディレクターとして活躍し、独学で弁護士になり、衆議院議員になり、弁護士事務所を開き、明石市長に至りました。
毎朝2時に起きる親の漁師生活と4歳下で脳性麻痺の弟との生活が泉さんの生き方の原点になったそうです。
寝る時間が惜しくて翌日の市政活動に支障が出ないのを基準に夜遅くまで頑張っています。「あの世に行ってまとめて寝たい」というのが印象的でした。
どこかのボンボンの政治家とは違う、自然に応援したくなる泉市長でした。拍手が長らく鳴りやみませんでした。
姫路市倫理法人会専任幹事の木元聖花が花束を贈呈しました。