山桜が処処で咲き始め、雪柳もいつの間にか満開を迎えようとしています。
花桃も、名前も知らない花も近くのお寺の庭ではいっぱい咲いています。
しかし、今年の春は素直に喜べません。
新型コロナウイルスの脅威が日本、韓国、アメリカと益々用意を増しているからです。
4か月先の東京オリンピックも延期か中止かとまで議論されていますから、4月になって
暖かくなったら新型コロナウイルスの脅威は自然に終息に向かうのではと思うのは
現実的ではなさそうです。
これまでは中国の故郷を始め各地の友人知人のことが気になっていましたが、近ごろ
は日本各地からの安否のメールが結構届くようになりました。
地元の姫路市からも感染者がでたりして、詩吟や俳句などの活動を自粛しています
が、3月11日に予定されていた滋賀県長浜市での私の講演も延期になりました。
驚いたことに、あれほど大変だった中国から感染者増加ゼロ宣言を町が続出し、江蘇
省はパキスタンへ、上海はイランへ、広東省はイラクへ、四川省はイタリーへと医療
救援隊を派遣するまでになりました。
感染者を減らすには、交通機関の運休や高速道路の閉鎖、自宅退避などの行政的
強制措置が聞いたと思いますが、感染者の治癒率が高かったのには、中国伝統の
漢方医学がものを言わしたと思います。
西洋医学も東洋医学もこれといった確定的なワクチンや薬ができていない中、私たちは
自己免疫力を高め、感染しやすい場所を避け、手洗いとうがいを奨励して、自己防御に
徹するしかありませんね。
2020東京オリンピックが予定通り開催されますように!