4月の初めに一週間ほど故郷にお墓参りに行ってきました。
日本に戻ってすぐ事業強化のため新しいパソコンと管理システムを導入したので
今日までブログが書けませんでした。
去る4月1日神戸法務局に行ってきましたが、元町駅から出ると神戸新聞の
号外版で新元号が令和になったことを知りました。
私のこれまでの人生で新聞の号外を手にしたのはこれが初めてです。
新元号の出典は、万葉集巻五の「梅花の歌三十二首 序文」からとか。
私の大学クラスメートTさんは中国古典文学に造詣が深く、日本の
万葉集と古今和歌集、新古今和歌集を研究テーマにしています。
去る4月13日京都に住んでいるTさんと中国から名古屋に短期訪問に来ている
Lさんと三人で仁和寺の桜を楽しみながら新元号にも触れました。
びっくりしたのはTさんは、万葉集巻五の「梅花の歌三十二首 序文」を
日本語で、そして話題になっている中国古典「蘭亭序」を中国語で一気に
朗吟しました。
私とLさんは脱帽のあまりただ「すごい」を連発するのみでした。
十何年前、中国の紹興市に行ったとき、蘭亭序の石碑を見学してきましたが、
私には「豚に真珠」でした。
この漢字は縦に見れば「愛」で、横から見れば「神」になります。
上が「母」で下が「父」でこれが漢字の魅力です。
中国では元号が絶って100年以上になりますが、日本は世界で唯一
元号を使用する国となりました。
なんと素晴らしいことでしょう。