3月20日姫路経営者協会主催の「輪読会」に参加しました。
隣のKさんが中国文化大革命に関する参考書を推薦してほしいというので
「ワイルドスワン」と「大地の子」を挙げました。
文化大革命の典型的な例の一つが2013年12月24日の朝日新聞記事です。
中国安徽省蚌埠市の弁護士張紅兵さん(60歳)が、長年口をつぐんで生きてきた真実を公開しました。
1970年2月、16歳の時張さんは自分のお母さんが毛沢東の格言を
「他人の言葉を引用しているだけ」というのを耳にしました。
「毛主席が侮辱された」と感じた張さんの目に映っていたのは、
自分の母親ではなく「階級の敵」、「反革命分子」でした。
張さんは告発文を書いて軍幹部宿舎に投げ入れました。
張さんの母はすぐ群衆の前に引きずり出され批判を受け、4月には銃殺されました。
1966年から1976年までの10年間、どれだけの無辜の民が尊い命を奪われたか知りません。
1981年中国は、文化大革命を「大きな災難をもたらした内乱」と決定しました。
私は泣きながらこの記事を切り抜き、大事にファイルしておきました。