先週の大型連休は中国の西安と南終山、西岳崋山、中岳嵩山に行く予定
でしたが、急きょ休日返上で「感謝の集い」を開くことになりました。
感謝の集いと言っても娘が東京から戻り、親子3人の集まりです。
この度家をリフォームすることになりました。
早いもので今の家に移ってから17年が経ちました。
今のままでも住めないことはないですが、冬家の中が寒いのが玉に傷です。
家内がずっと前から何とかしてと言い続けてきましたが、「そのうちに
何とかしよう」といい加減に今日まで来ました。
私は暖房入れたりするのが嫌いなので、冬はムズターグ(7500m)登山服で
しのいできました。
それが娘が本気で「こんな寒い家に孫を連れて来れないよ」言い出したからには
たいへんです。親ばかというか、娘には勝てないというか真剣にならざるを得ませんでした。
感謝の集いは人数が少ないですが「17年も大変お世話になりありがとうございます」
「長い間お疲れ様でした」と親子三人で17年を顧みながら「こんなことあったな、
あんなことあったな」と思い出話に耽っていたら感慨深いものがありました。
大変なのはそのあとからです。
来日して27年間貯めたものを一旦は捨てるかたつの工場に運ぶかで全部外に出さ
なければなりません。
貧乏癖というか昔から物を捨てることができず、実際何年も使っていなくても
家のとこかにしまっておきました。
家内が思い切って断捨離と叫んでも、一つのものには一つの想い出が込められているので
なかなか捨てる勇気がで出ません。
昔靴や靴下、服などは破れても縫って大事に使ってきました。
20年前の服も今は全然破れていません。
結局2トントラックで5回、1トントラックで8回エコパックあぼしの世話になり、
やっと家の中ががらがらになりました。
これから3か月くらいはたつの工場に住み込みながら家のリフォームが終わるのを
待ちます。どんな家に生まれ変わるか楽しみですが、それよりもっと楽しみに
しているのは娘がどんな孫を連れてくるかです。