今年の24時間テレビ「愛は地球を救う」も感動的でした。
~人と人と、ともに新たな時代へ~をテーマにいろんな分野、いろんな角度から
今年で42回目ですが、番組の目玉はなんといっても100キロマラソンです。
不可能を可能にすることを、身をもってチャレンジするものである。
これまでに多くの有名人が参加し、時間内にゴールインして、視聴者に一方ならぬ
感動を与えました。
中には、完走できなかったり、完走はしたが、時間に間に合わなかったりする人も
いましたが、それでも自分の限界に挑戦する姿は見事なものでした。
今年は、人と人をつなぐことを出したかったか、駅伝式に3人のランナーがたすきを
つなぎました。
視聴者の皆さんはどう感じたかわかりませんが、私はちょっと失望してしまいました。
自分の我慢の限界に挑戦するには、いくら大変でも42キロほどではたかが
しれていると思わざるをえません。
42キロからくる痛みと100キロからくる痛みとは、単純の2.5倍ほどではなく
25倍以上の差があるからです。
その極限に近い痛みに耐えながら、ゴールを目指すランナーの姿にどれだけ多くの
視聴者が勇気と感動を覚えるか、その効果は計り知れません。
ちなみに、いつかは一遍言いたかったですが、24時間で100キロは、
走らなくても、歩いても十分可能です。
走る途中で休んだりする時間を省けば、実際走る時間は何時間だろうと
思うときがあります。
100キロくらいなら、歩いても20時間を切る人が100キロ歩け歩け大会には
ざらにいるからです。
来年の番組ではこういうところも考慮して、距離と時間とランナーを決めていただき
たいものです。