あなたは「恕る」が読めますか。
「おもいやる」と読みますが、なかなか漢字と日本語の素晴らしいコラボレーションだと
感心しています。
孔子思想を一文字で表すなら「恕」であるといわれていますが、いわゆる「己の欲せざるところは
人に施すことなかれ」が中心になっていると思います。
だと言って「己の欲するところを人に施して」いいかというと必ずしもそうではなさそうです。
三度目の緊急事態宣言で延期になりましたが、実は今度の日曜日の4月25日ホテルモントレ姫路で
家内とアベック講演をする予定でした。食事を伴う講演会だからやむを得ぬ中止。
私が欲しかったことを家内に押し付けたことで夫婦に亀裂が生じた云々の話になりますが、
会社を大きくするには朝早くから夜遅くまで命懸けて頑張るぞという私と健康事業の会社としては
健康が第一という家内;会社を大きくするには大きなプロジェクトを企画し銀行融資をしねければ
という私と小さくても光る会社を目指し、銀行ローンは絶対組まないという家内などなどありますが、
エベレストを登って帰ってきたら「恕」が「おもいいやる」と読めるようになり、夫婦仲が劇的に良くなったと。
結論は「夫婦仲良しの秘訣はエベレストに登ること」といいたいところですが、これは禁物で
やはり「恕」が「おもいやる」と読めるように普段から夫婦愛和に励むことですね。