姫路は桜満開です。
今年はゆっくりしたお花見はできませんが満開の桜の下を
通るときは感動と幸せがこみ上げてきます。
年に一度の日本人の特権ですね。
一月は急いで往き、二月は逃げて往き、三月は去って往くと
言いますが、まさにその通りです。
新年を迎えたのが昨日のようなのに昨日からもう四月です。
就眠時間が私より早い家内が昨日は珍しくほとんど徹夜で
夢を語りました。
発酵の道に入って、微生物と付き合って40年、今その研究成果の
集大成が現実に近づいてきています。
マルセイを興して16年になりますが、笑いあり涙あり、幸せあり
ケンカあり、エベレストあり100キロウォークありのすべてが
これからのマルセイの為であったと感謝するのみです。
マルセイは今も小さな会社ですが、夢だけは捨てることなく、
忘れることなく二人で語り続けてきました。
現状に満足して二人の個人的な夢だけを追求してきたならば
決して今日の心身ともに、公私ともに充実した夢にはならなかった
ことでしょう。
「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた想像力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。
歳を重ねるだけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いが来る」
サミエル・ウルマンの詩はいつまでも私たちに青春を謳歌してくれます。