お盆の連休に山岳遭難事故が相次ぎました。
遭難された方々には謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
こうしたら遭難されずに済んだのかもと思う時が多々ありますが、
そう思う私もかなり無茶をしたものです。
今振り返ってみれば背筋がぞっとする時が結構あります。
勇気ある撤退という言葉がありますが、身を山の環境におくと
なかなかしにくいのが撤退の決断です。
写真の私ですが、腰まではまってくる雪を掻き分けながら火打山(2462m)に登りました。
その後休まずに妙高山(2454m)に登りましたが、谷間では首まではまったりしました。
それでもあきらめられず、山頂に立った時にはすっかり暗くなっていました。
いくら夜間登山に慣れているとはいえ、登山口まで下りてきたときには
体力気力がほとんど残っていませんでした。
たまたま私の場合には運がよかったことと、確かに見えない力に守られていたような
気がしてなりません。いくら感謝しても感謝しきれません。
今後は自分の経験を反面教師として、ふれあい山歩こう会の山行を
楽しんでいきたいと思っております。