三年前に初めて山口市を訪れました。
前田敏統さんが主宰している養心の会山口で
エベレスト講演をさせていただきました。
前田さんは「母への想い12章」カレンダーの作者です。
文章も絵描きも上手ですが、私はこのカレンダーを
書かせた前田さんのお母様が偉大だと思っています。
一昨年亡くなられた前田さんのお母様のお葬式に参加できなかったので
去年家内と一緒に前田さんお宅を訪れ、お香をさせていただきました。
昨日は養心の会山口の20年の歴史に幕を下ろす最終回講演をさせていただきました。
前田さんはある会社の重役でしたが、社長との衝突である日突然首になりました。
自殺でもって抗議しようと思いましたが、阪神大震災のボランティア活動の中で
決意を新たにし、20年間ボランティアで人間学学びの「ヒューマン倶楽部」と
「養心の会山口」を主宰し、「志帥塾」の切り盛りに専念しました。
中国山脈の入り口だから山口というんだよとか、吉田松陰先生をはじめとする
幕末と明治維新の長州英傑とか、8人の宰相生まれの地とかいっていつも
故郷を誇りに思っていました。おかげさまで山口がぐっと身近になりました。
山口は桜のつぼみがかなり膨らんでいて姫路より一足早い春の息吹を
感じました。
(写真は日本に初めてキリスト教を広めたフランシスコ・サビエル宣教師)