先日石川県加賀市大聖寺にある深田久弥の山の文化館を尋ねました。
「日本百名山」の著書で一躍有名になった深田久弥さんですが、私も深田久弥さんの
恩恵を大いに受けた一人です。
日本100名山第1号の北海道利尻島の利尻山から第100号の鹿児島県屋久島の宮之
浦岳まで、深田久弥さんの「日本100名山」を片手に、2年半の歳月をかけ完登したもの
です。深田久弥さんの写真の前では両手を合わせて心より感謝を申し上げました。
エベレスト挑戦のトレーニング場として、日本を100名山と3000m以上の山を駆け巡り、
登山のイロハとどんな登山でも生き帰るすべを覚えました。
深田久弥さんの「雪嶺に向ひて町を行きつくす」句碑ですが、雪を頂いている白山の
あまりにの美しさに惹かれ、町の外れまできてしまった心境を描いたそうです。
当日は曇っていて残念ながら山の文化館2階からの白山眺望はダメでしたが、今回の
訪問で深田久弥さんに対する感謝の思いに、尊敬の念が湧いてきました。
山の文化館の前の桜がきれいでした。