先日東京出張の帰りに新幹線の窓から、頂に雪を頂いた富士山が
きれいに見えました。
先日別府で油屋熊八の銅像に「山は富士 海は瀬戸内 湯は別府」の
名言が刻まれており、日本一を言うには富士山に肩を並ばせるのが
一番説得力がありますね。
何年か前に、東久邇宮記念賞授賞式に参加したとき、懇親会で小西酒造の
お酒がふるまわれましたが、酒のラベルに「山は富士酒は白雪」と書かれていました。
1550年からお酒を造り始めた日本最古の酒屋ですから、また白雪という名前も
雪を頂いている富士山を見てヒントを受けたというから納得がいきます。
富士山の地元の静岡が負けずに「山は富士お茶は静岡日本一」を掲げると、
「山は富士橋は錦帯滝は那智」、「山は富士海苔は佐賀」、「山は富士湖は十和田」、
「山は富士万年筆はパイロット」などとコピー版が続々と出るようになりました。
これにあやかり、我が姫路をPRするとすれば「山は富士城は姫路城」と
出てもおかしくないのに、こんなキャッチフレーズいまだに見ていませんね。
油屋熊八は「山は富士海は瀬戸内湯は別府」の看板を富士山頂に立てたというから
その情熱を大いに学ぶべきではないでしょうか。