昨夜妻鹿のけんか祭りの前夜祭がありました。
本当には灘の剣祭りですが、文化庁の商標登録では
「妻鹿のけんか祭り」になっているし、また祭りの起源となる
妻鹿漁師の久津理さんにも大いに関係があり、地元の皆さんの
祭りのカレンダーは「妻鹿のけんか祭り」のタイトルになっています。
私たちの祭りはいつも榎さんのふぐ鍋から始まります。
20匹の本場下関のフグ鍋は豪快そのものです。
ふぐの肝やら皮やら刺身やら鍋やら榎さんの太っ腹そのものです。
榎さんは私に祭りを教えてくれた恩人です。
いくら祭りに参加したくても、屋台を担ぎたくても、よそ者の
私にはなかなか担がせてくれません。もう10何年前になりますが、
榎さんに助けを求めました。
榎さんのおかげで祭りで屋台を担ぐようになり、今は故人となりました
Yさんは私の屋台の良い場所を確保するために3時間も屋台の場所取りを
してくれました。
豪華なふぐ鍋を食べながら、祭り談義に夜が更けていきました。
今年の祭りも無事に盛り上がるよう祈りながら、榎さんご夫妻に
感謝しながら、今年も頑張るぞと気合を入れながら家に帰りました。
奇跡の出逢いです。