一昨日の夜と昨日の朝、北播磨倫理法人会主催で小野向日葵ホテルで
家内と久しぶりのアベック講演をさせていただきました。
これまで企業やお寺などの要請で家内と何度かアベック講演をさせていただきました。
ありがたい幸せです。
エベレスト登山の話と微生物発酵の話は、その舞台も環境も全く異なる世界ですが、
私たち夫婦の場合には、中国文化大革命の迫害で二人とも父親を亡くし、母親孝行を
人生最大の夢にした共通点で同じ土台に立ちました。
二人が歩んできた道は別々でしたが、結婚、子供の誕生、そして母親孝行の家族の絆で
一つに結ばれました。
家内に一目ぼれして、この女だったら命を懸けれると誓った初心の頃を思うと、今までの
夫婦のいざこざやけんかはなんだっただろうと恥ずかしく思う時が多くなりました。
大連で母と一緒に暮らした3年間、家内は一生懸命に母に尽くしてくれました。
そして義母の我が家での6年間私も義母に最善を目指したつもりです。
自慢の娘も元気に育ってくれ、幸せな家庭を築き、社会貢献と家族の幸せ、そして両家の
親孝行という両立、いや三立を実践しています。
偶に帰ってくる弘基弟がいつもの憎たらしい口です。
「兄貴と義姉さんはケンカしなくなったね。それはよくないよ。」
「少しケンカした方が認知症予防になるから」
お風呂の後、家内は1時間ほどかけて丁寧に私の足裏マッサージをしてくれます。
エベレストまでの登山で足を酷使した私への最高のいたわりとねぎらいです。
至福のタイムです。
そしてマッサージを受けながら、私はこれから何をしてあげたら家内が喜ぶかを
考えるのです。
家内とのアベック講演は、私たちを昔の原点、初心に戻してくれる最高の勉強会と
実践の場です。
今回のアベック講演を推薦してくれた米澤さんと武部会長をはじめとする北播磨
倫理法人会に感謝また感謝しながら小野向日葵ホテルを後にしました。