私が住んでいる家の横を流れる市川両岸にも満開の桜や
緑の糸柳が芽を楽しませてくれます。
また鶯や雲雀のさえずりが春の喜悦をグレードアップしてくれます。
この春の喜びとは正反対の悲しいニュースがマスコミの一面を飾ります。
関西系山岳会のメンバー7人が八ヶ岳で滑落遭難し、3人が亡くなりました。
八ヶ岳は高さこそ3000m足らずですが、谷川岳とともに山岳遭難が一番多い
魔の山です。
ヒマラヤを目指す登山者にとってはトレーニング必須の雪山ですが、
悪天候で道がわからなくなったり、滑落したり、雪崩に襲われたりして
多くの命が奪われています。
今回は7人全員がザイルで繋がっていたそうですが、今回のような
危険度の高い山は二人一組でザイルを結ぶのが普通ですので、いくら
全員安全を優先したとしても、不可解な点が無きにしも非ずです。
遭難された方々のご冥福を祈念申し上します。
怪我された方々の一日も早いご回復を祈念します。
一人でも多くの登山者が今回の教訓を肝に銘じることを念じてやみません。